苺のお店

Mika Watabe

苺の流通を変え、
ほんとうに美味しい苺を届けたい。

農家さんがつくったほんとうに美味しい苺を、皆さんにたくさん味わってほしい。そのために日本の苺の流通を変えたい。それが私の想いです。手をかけて育てた完熟の美味しい苺を食べてほしいという、農家さんたちの想い。そんな美味しい苺を食べたいという、苺が大好きなお客様の想い。美味しい苺への想いは共通なのに、現状ではその間を繋ぐ流通がハードルとなり、美味しい苺がきちんと届いていません。メゾン・ド・フルージュでは、そのあいだを繋ぐ役割を果たしたいと考えています。市場で好まれる見栄えのいいサイズや形にするための早穫りを避け、完熟の美味しい苺を全国の農家さんからその都度仕入れ、新鮮なうちに提供する。味を重視し形状にこだわらず、仕入れの際の梱包材や箱も簡素化することで、農家さんの選果や詰め作業の負担とコストを減らす。それによってお客様には同じ価格でたくさんの苺を味わっていただくことができます。苺のほんとうの美味しさに気づく人が多ければ多いほど、なぜそんなに違いが出るのかへと意識が向き、品種による味の違いや、農家さんの努力も広く伝わっていくのではないかと思います。美味しい苺を皆さんにお届けするため、メゾン・ド・フルージュは日々歩みを進めています。
苺の専門家 わたべ みか
服飾の企画デザインの仕事をしていた頃に、友人から紹介されたいちごのあまりのおいしさに感動し、2003年にいちごのお菓子専門店をオープン。
きっかけとなったいちごを栽培している農家さんと契約し、畑で完熟になったものだけを直送。そのいちごをベースにいちごのお菓子を製作する。
いちご本来の味が活きるシンプルな、お菓子だけが並ぶお店があってもいいのではないかと、基本的なお菓子作りからはじまり、和菓子、洋菓子、中国菓子と今では100種類以上のレシピがある。 テレビ、雑誌、イベントにも出演。京都市在住。多数の農業研究機関へ、いちご開発のアドバイザーも務める。